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税理士とコンサルタントの違いとは?それぞれの業務内容など

公開日:2022/01/01  最終更新日:2021/11/05


税理士やコンサルタントは、中小企業にとって頼もしく、心強い存在です。しかしいざ依頼しようとすると「どちらを頼ってよいかわからない」と思った方もいるのではないでしょうか?そもそも税理士とコンサルトは何が違うのでしょう?そこで今回は、税理士とコンサルタントの違いや、それぞれの業務内容について紹介します。

税理士とコンサルタントの違い

税理士とはその名の通り「税金の専門家」です。主な仕事は納税書類や決算書の作成に、経理代行、節税対策です。他にも銀行から融資を受けやすくするアドバイスも行っています。中小企業の多くは大手企業と違い、経理担当者がついていません。そのため、税理士が中小企業の経理を代行していることも多くあります。

一方でコンサルタントは、企業から相談を受けて経営状況を分析し、経営をよくするためのアドバイスを行うことが主な仕事です。

つまり両者の違いは、扱う業務が「税金」と「経営アドバイス」であることが主な違いです。しかしもう1つだけ、両者には大きな違いがあります。

「資格の有無」が最も大きな違い

税理士とコンサルタントの最も大きな違いが「資格の有無」です。実はコンサルタントには、資格が必要ありません。一方で税理士は国家資格が必要になります。というのも、税理士には税理士しかできない「独占業務」が存在していて、もしコンサルタントが上記の業務を引き受けると、税理士法違反となってしまうのです。この「独占業務」については後の項目で説明します。ではコンサルタントは、どのような依頼なら対応できるのでしょうか?

コンサルタントと税理士の業務範囲

税理士とコンサルタントには、どちらでも対応できる業務と、税理士でしか対応できない業務があります。このうちコンサルタントが対応できる範囲は、領収書を基に作成する記帳代行や、損益計算書などの決算書の作成です。これらの業務は税理業務ではなく、会計業務にあたるのでコンサルタントでも対応できるというわけです。しかし、税務申告用の書類作成や節税相談は税理士の資格が必要なので、コンサルタントにはできません。

また確定申告の作成や、どの支出が経費につながるか、といったアドバイスも税理士しかできない業務にあたります。つまり確定申告の作成や節税相談など、「税務」に関する業務が税理士の「独占業務」に該当するのです。

税理士の独占業務には「税務代理」「税務書類の作成」「税務相談」の3つの業務があります。もし税理士でない人間がこれらの業務を行えば、報酬の有無にかかわらず2年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられてしまいます。

もちろん、依頼する側にとってもさまざまなトラブルに見舞われるリスクもあります。たとえば「知らぬ間に脱税を犯していた」というケースです。というのも、税理士の資格は合格率20%を下回るほど厳しい国家試験です。原則として5科目もの試験に合格して始めて得られる資格なので、無資格者が行えばミスも起きやすくなります。その結果、「申告書の記入漏れによって節税できないどころか、脱税してしまった」というケースにつながるのです。

また無資格の税理士には、「申告書に署名、捺印ができない」「税務調査にも対応できない」といったリスクもあります。このような税務上のトラブルを避けるためにも、税務相談はコンサルタントではなく、税理士に依頼するようにしましょう。

コンサルティングが得意な税理士もいる

昨今では税理士も税務処理だけでは厳しくなってきた背景から、コンサルティングを付加価値として提供している税理事務所も出てきました。つまり、コンサルティングが得意な税理士も中にはいます。もしこうした税理士に依頼できれば、コンサルタントに依頼する手間も省けるだけではなく、お金と経営の悩みを同時に解決できるので、中小企業にとって非常に心強い存在になります。

しかし、コンサルティング能力を備えた税理士はそう多くはありません。なぜなら、税務知識だけではなく“経営に関する幅広い知識”“クライアントから情報を聞き出すヒアリングスキル”“わかりやすいプレゼンテーションスキル”“情報処理能力”といったさまざまなスキルを持っていなければならないからです。それでは、コンサルティングができる税理士を見分けるには、どうすればよいでしょうか?

経営コンサルティングが得意な税理士の特徴

経営コンサルティングが得意な税理士の特徴には、“会社経営の経験がある”“経営コンサルティングの実績を持っている”“中小企業診断士などの資格を持っている”などの点が挙げられます。たとえば事務所を経営している税理士であれば、税理士であると共に「経営者」でもあるので、経営者の視点に立ってのアドバイスが期待できます。

また税務実績だけではなく、経営コンサルティングの実績もあれば信頼度も高くなります。最後に、中小企業診断士なども資格があるかどうかも判断材料になります。税理士にコンサルティングを依頼する際には、上記の実績や資格があるか聞いてみるとよいでしょう。

 

まとめると税理士は税務全般を取り扱い、コンサルタントは経営アドバイスを行うことが主な違いです。また、税金関連の仕事は税理士にしか行えないため注意してください。一方でコンサルタントには財務、人事、労働環境の改善からマーケティング戦略のサポートまで幅広く支援できる点が強みです。こうした違いがあるので依頼の際には、抱えている問題がニーズに一致しているかしっかりと把握しておくことが大事です。

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